6月

蒸し暑くなりました。意外と雨が降らないですね。

今月のレッスンは、発表会前ということもあり、大変充実していました。(普段が充実していないということでは決してないですけど。)

生徒さんの曲が完成してくるのは嬉しいものです。

生徒さんそれぞれの個性が出てきて、とてもいいです。

私がアドバイスすることは、一番は心をこめて良く歌って弾くこと。そしてその曲の持ち味や背景、作られた時代などに沿った表現であるか、

そのための音の出し方も。

気持ちとしてはその曲が弾かれて喜んでいるかどうかです。曲自身も素敵に弾いてもらいたいですよね。

難しい曲に向かうと、なんだか格闘しているみたいになることがありますが、私も今でもありますが、そんな時は、素敵に弾いてあげるからね〜という気持ちで丁寧に丁寧に練習します。

そうすると、次第に曲が自分に近寄って来て、そのうち思い通りに弾けるようになります。

とにかくあきらめないで、曲を愛し向かい合うことができるかどうか。なんだか恋愛みたいですけどね。

 

同じ曲でも、演奏する人によって全然違いますね。それがとてもいいです。人の個性がいろいろのように、演奏もいろいろ。

自分自身の演奏に自身を持って演奏しましょう。もちろんレッスンでのアドバイスを参考にしてですが、曲を自分自身のものにして演奏しましょう。