バッハの沼

一年ぐらい前から、レパートリーにしようと、バッハのヴァイオリンパルティータ一番のサラバンドとテンポデボレアを本格的に練習しています。それぞれドゥーブルが付いています。

それで実感したこと、バッハのリュート組曲やチェロ組曲に比べて、原曲ヴァイオリンはなんと難しいことか!

特にブーレのドゥーブル、これを弾き始めてから、左手中指の第一関節が腫れて痛いです。

整体の先生によると、捻挫しているところをまた何度も捻挫しているようなものだそうです。

まぁでもこれ以上ひどくはなりそうにないし、教えていただいたテーピングをして練習は続けています。

バッハは一度その沼にはまってしまうとなかなか抜け出せません。そもそもいろいろな解釈がありますし、これっ!という自分の演奏が確定するまで、試行錯誤、弾くたびに違う演奏になるのをどうにかしたい。

ヴァイオリンパルティータは、ダンスのリズムをもとに作曲されていますので、それぞれのダンスのノリを感じてとても楽しいですが、聞くと弾くとでは大ちがい。

でもバッハはどれだけ弾いても飽きることがないのですよね。

この沼から一日も早く抜け出せることを願って、練習を続けます!