丸の内サディスティック

普段はゆるい感じで、やや前かがみで静かな口調で記者会見にのぞむ菅官房長官が、今日は真正面を向いて厳粛に大きな声で発した「令和」。予想もしていなかった令の文字ですが、万葉集からというのはいいですね。音の響きもいい感じがします。

テレビはどこも特別番組で、騒ぎすぎな感じもしますが、そういう私もちょうど生徒さんが来る直前で、携帯のワンセグで見ていました。

 

ウクレレの生徒さんで、16ビート大好きな30代の男性がやっている曲、「丸の内サディスティック」は椎名林檎の曲です。今まで誰も見たことも聞いたこともない曲を作ること、そしてそのパフォーマンスも、以前から好きなアーティストの一人でした。彼女なら、それこそ万葉集の和歌に曲をつけて素敵に歌えそうです。

しかし、この曲をウクレレでやりたいとは。

歌詞があってのこの曲の魅力ということもありますが、彼はソロでひたすら速弾きに挑戦。なにしろ16ビート大好きは、いいけれど、ストロークに埋もれがちなメロディーをはっきり弾くのは大変です。でも彼は親指も使いながらなんとかこなしています。

そういえば彼は昨年の奏き納め会で、欅坂の「サイレントマジョリティ」を弾きましたね。私は全然知らない曲でしたが・・・。

やりたい曲の楽譜を自分で探してきて(彼はたくさんの曲集を持っています)、一生懸命に練習する意欲は本当に素晴らしいと思います。

もちろん私がすすめる曲、ハワイアンでもなんでも今までたくさん練習していますが、発表会ではこれやりたい~と言ってくるのはとても嬉しいです。もう一曲ハワイアンの「プアアアリイ」も16ビートのストロークで歌いたいそうで、う~ん、なんとかなりそうかな。