PUA HONE

確定申告、毎年3月になるのが常でしたが、今年は本日無事に提出してきました。戸塚の青色申告会からの帰りは、いつも弥生台までのバスに乗って帰ります。バスに揺られながら窓の景色に目をやり、束の間ゆったりとした時間を過ごします。気持ちが切り替えられるようです。

 

先週のウクレレグループレッスンから一曲、「プア ホネ」。

デニスカマカヒの作品です。彼の作った「コケエ」「ワヒネ イリケア」は有名で、ハワイアンが好きな人なら一度は聞いたり弾いたりしていることと思います。

プアホネは、デニスカマカヒの演奏も聞きましたが、彼の息子さんのデビッドカマカヒのバンドのワイプナの演奏を聞いて、これは素敵!と思いました。

私は以前からデビッドカマカヒがウクレレプレーヤーとして大好きです。

音楽に集中している姿、派手なパフォーマンスはせずに、すばやく左右にフレットを移動しながらも乱れず一心にウクレレを弾く姿がいい。まるでクラッシックの演奏家のような、チェリストのミーシャマイスキーがバッハを弾いているような、とちょっと大げさですがそのように感じます。

 

生徒さん用には、ワイプナバージョンのイントロを採譜し、途中のソロ弾きは自分で軽快な感じに作りました。

ホネはハニー(蜂蜜)や甘いという意味がありますが、プアホネというと香水のような香りのする花を表すそうです。

 

ところで、私が好きなウクレレプレイヤーは、ハーブオオタさんは神様として、他はこのデビッドカマカヒ、ハーブオオタジュニア、ブライアントレンティーノの3人です。ジェイクシマブクロはハワイアンということで言えばちょっと横に置いといてですが。

このデビッドカマカヒ、ジュニア、ブライアン、ジェイクの4人が、一緒にライブ演奏をしている動画が、youtubeにあります。最初見つけたときは、なんと夢のような共演なの~!と驚きました。ハワイのレストランでのアットホームなライブですが、それぞれの魅力が出ていて本当に楽しいライブです。ここでもデビッドカマカヒはソロを取ると真面目に黙々と弾いています、笑。

そして、一旦抜けていたジェイクが呼ばれて無理やり歌わされることになのですが、最初の歌い出しで彼の歌にみんな吹き出して大笑いしながら演奏するといった、そんな普通では考えられないようなライブなのです。

ハワイではこんな楽しいライブがあるのですね~。

ハワイには、ハワイアンという民族音楽があって、気持ちを分かつ一つの象徴のようになっているのだと思います。

日本でも昔は、日本の民謡を誰もが歌えて、宴会などがあると一緒に歌い楽しさや喜びを共有できたように、民族の歌って大切だと思います。