仰げば尊し

仕事の準備をしながらTV「題名のない音楽会」をつけていたら、今日は卒業式の定番曲ベスト10をやっていた。
ちょうど画面を見たときベスト4の「大地讃頌」だった。この曲は私が中学の合唱部で練習していて思い出深い曲であるとともに、息子の小学校でも毎年卒業式で歌われたり合唱コンクールの課題曲だったりした曲だった。息子の同級生のお母さんたちもこの曲を聞くと泣けてしまう〜という人がたくさんいた。もちろん私もそうだった。
テレビでは合唱とブラスバンドの演奏で、まさに卒業式の記憶がよみがえり自然と涙があふれてくる。続くベスト3は「旅立ちの時」ベスト2は「蛍の光」ベスト1は「仰げば尊し」、涙は止まらない。
最近「仰げば尊し」が歌われる機会が少なかったようですが、久しぶりにこの曲を聞くことができた。美しい曲と心に沁みる(年を重ねてやっとわかってくるような)歌詞は、また新たな自分に向かっていけるような気持ちを起こさせる。
1番の歌詞「思えばいと疾しこのとし月」3番の「わするうまぞなき ゆくとし月」 そして最後の「今こそわかれめ いざさらば」
今、少しずつ心の深いところに入っていく。
ところがこの曲は誰が作ったのか作詞者も作曲者も不明なのです。
いったいどんな人が作ったのだろう?・・・。