楽しさと緊張と

午前中はいずみ野でレッスン。

ギターのN島さん、お月謝袋が新しくなり「もう1年たったんだ〜」とあらためて思う。1年経つと弾く曲はもちろん広がりますが、目だって音が良くなり表現力も増してきました。今年は発表会にでられそうなので候補の曲を練習してくることに。頑張ってください!

ギターのNファミリー、妹のHちゃんは怪我でお休みでした。大事にして早く治るといいですね。カルリの「アンダンティーノ」ト長調をKちゃんとママで練習。この曲の最初の2小節が私はすごく好きです。優しく明るくそして未来に向かう感じ。その後に続く2小節がその気持ちを暖かく包みます。何十回何百回弾いても飽きることのない心に語りかける音、これこそクラシック音楽の魅力だと思います。縦のハーモニーと横につながるメロディーの動きを説明しました。Kちゃんはきれいな音で弾いています。


午後は関内へ。外に出たら暖かくてびっくりでした。

ウクレレの小4のSちゃん、発表会用にいくつかやってみるつもりですが、今日は「アフリリ」を練習しました。2、3回弾くと曲を覚えタヒチアン風なストロークもすぐにでき、音感とリズム感の良さに天性のものを感じます。いつも最後に「カイマナヒラ」を弾きますが、この時は本当に楽しそうに演奏し自然に歌が出てきます。「フア リイ」も歌とソロ弾きを練習しました。

ギターのFさん、発表会はパガニーニの「ロマンス」に決めました。パガニーニはヴァイオリンとギターを愛し、このロマンスはギターとヴァイオリンの2重奏のための「グランド ソナタ」の第2楽章です。この曲はヴァイオリンはほとんどギターの伴奏になっています。華やかに弾いてくださいね。

ウクレレのI坂さん、先日アレンジした「ダイヤモンドヘッド」を練習。同じくベンチャーズが弾いていた「京都慕情」(懐かしい〜)をやりたいということで、Iさんが持ってきた市販の楽譜を弾いてみたらわりと初心者用で音も低いので、響きのいいキーでアレンジすることにしました。音の速い動きのところはスラー(プリングやハンマリング)が多いのでこの機会にマスターしましょう。


発表会用にだんだん曲が決まっていきます。生徒さんにとっては楽しくもあり本番を意識して一瞬緊張もするときですね。自分にとっての心地よい音楽をめざしていきましょう。