男声合唱

昨日は私の兄が所属している「洋光台男性合唱団」の第14回演奏会へ行きました。

兄は神奈川フィルの合唱団にも所属していて、退職後は合唱三昧で楽しんでいます。

洋光台合唱団の演奏会は、毎回プログラミングが素晴らしく、家族でなくても聞きに行くのが楽しみになるのではないかと思います。

毎回県立音楽堂でやっていますが、今年は改装中で、同じ敷地にある青少年センターでしたが、1000人近い会場がいつも満席です。合唱をやっている方々の横のつながりはすごいですね。お互いに定演に足を運んでいるようです。

 

今年は、三善晃が編曲の「唱歌の四季」が素晴らしかった。合唱とピアノのためにアレンジされていて、ピアノが伴奏ではなく、合唱とのコラボといった音楽になっていて、ピアノもうまかったし合唱も良くて涙が出そうなほど感動しました。

題材になった曲は、朧月夜、茶摘み、紅葉、雪、夕焼け小焼けといった、美しいハーモニーで聞けば日本人なら琴線に触れること間違いなしの曲。これらの曲を崩すことなく素晴らしいアレンジがされていました。

 

他には、もう一つの目玉、「オホーツク・スケッチ」という北海道の紋別に伝わる漁で歌われる歌、4曲が無伴奏で作曲されたもの。なかなかの難曲のようでしたが、途中で入るソロの方がまさに民謡のように力強く歌い、合唱も迫力がありました。

 

本格的な合唱曲の他に、毎回ポピュラーや外国の民謡や日本のポップスなどのコーナーもあり、それも楽しみの一つです。

メンバーは60代は若い方という感じですが、皆さん本当に若々しい。演奏会でたくさんの曲を披露するために、さぞかし練習を積んでいることと思われます。

兄は2月末に神奈川フィルの定演があって大変だったようですが、頑張ったみたいです。

この合唱団に、若い時にギターをやっていた方がいて、兄の妹が(なんだかわかりにくい)ギターを教えているという話を聞いて、今私の所にレッスンに来ています。とても熱心に練習しています。もちろん合唱もやりながらです。人とのご縁って、どこで繋がるかわからないものですね。