新聞

発表会が終わって2週間、暑い日が続いていますが、生徒さんたちは新しい曲の練習を始めて、また新たな気持ちでレッスンをやっています。

 

ところで、今日は仕事の帰りにふと思いついてコンビニで新聞を買いました。

というのも、3,4年前だったか、新聞をとるのをやめていたのです。テレビやインターネットでニュースやテレビ番組はわかるし、なによりたまった新聞の処理が面倒、広告も多くてあっというまにたまります。

少しずつまとめて紐で縛って外の納屋に持っていき、廃品回収の日に出す、この作業が大変なこともあって思いきって取るのをやめました。

やめてから1年ぐらいは、勧誘の電話が販売店からだけでなく、もっと上の管轄らしい所からも時々かかってきていました。30数年、読売一筋でとっていましたが新聞やさんも最近は新聞離れで大変ですよね。

 

それで家に帰って新聞を広げると、懐かしいインクの匂い!取っている時は気が付かなかったけど。

記事も、インターネットにはない内容のものがいろいろあって、活字を追うのも楽しい感じ。本を読むのとはまた違って新聞もいいじゃないと思ったのでした。

インターネットで新聞も読めますが、小さい画面で見る気がしませんしね。

朝刊だけでもとってみようかな。

 

以前から思っていたのですが、新聞やさんって、とにかく新規契約を取ることに必死で勧誘に励んでますよね。だけどサービス業として新規獲得も大事だけど、それ以上に長〜く購読してくれているお客さんをもっと大事にしてはどうかと思います。

たとえば5年購読で何かくれるとか1割安くなるとか、10年で何かサービスがあるとか、そういうことを考えるといいのではないかと思う。

新規獲得ばかりやっているから、お客さんも数ヶ月で新聞社を変えたりとか、なんだか悪循環、勧誘にかかる費用を長く購読しているお客さんに使えば、すぐにやめる人も減って他にお金を使えるしで、いいのではないかと思うのですが。

 

自分の事を言ってなんなんですが、うちの教室は、最初の1年は経験してみるということでお月謝は安くして、ニ年目に少し上がりますが、その後何年、何十年も月謝は同じです。

それは長く来てくれている人に、ありがたいと思う気持ちからなのです。

長くやっていると程度も上がり、月謝も上がるという教室は多いです。それはそれで納得はいきますが、逆に初心者だから大変ということもありますしね。とにかく長くやっている人には頑張って通ってきた事で何かいいことがあるようにしたいと思っています。

私のことはともかく、新聞やさんも、今までのやり方から少し違った方法を考えるといいのではないかと。そんなの余計なことだと言われるかもしれませんけどね。