デュオ アルボラーダ

個人レッスンをしているMさんとKさんがデュオを組んで、二重奏曲を練習していて、デュオ名が「アルボラーダ」。スペイン語で「朝の音楽」という意味があります。

月に一回二人でレッスンをしていますが、コロナの影響で4月からお休み。

6月からレッスンが復帰するかなと思っていたところに、Mさんが足首骨折をしてしまい、今日、半年ぶりのデュオレッスンとなりました。

まだ足が少し腫れているのに頑張ってきてくれましたが、骨折は完全に治るまで時間がかかるのですね。

練習曲は、ベートーヴェンメヌエット、聞けばあ~この曲ねと、良く知られた曲です。ハーモニーが美しい曲ですが、セカンドはハモる音プラスベースがあり大変です。

もう一曲は映画音楽のTea for two、クラシックではあまりないコード進行と和声が、とても新鮮で楽しいと二人に好評です。スウィングにアレンジされたリズムも楽しいです。

 

とても良いギターを持っている二人の音は、二重奏でさらに響きが増します。そして良いギターだと、和音の色合いや構成音の一つの音の違いまではっきり出て、演奏者もギターが出す音が、その曲の音楽を教えてくれることを感じます。ひいては、演奏の上達にもつながるわけです。

 

どんな楽器をやるにしても、できるだけ良い楽器を手にすることは大切なことですね。

 

 

 

 

弦楽セレナード

チャイコフスキーの弦楽セレナーデは、クラシックの中で大好きな曲の一つ。

ところがけっこう前のことですが、オー人事という人材派遣会社のコマーシャルで大げさなジョークの場面で使われているのを見たときは、のけぞってしまいました。

このコマーシャルは頻繁に流れていて、そのつど、こんな風に使わないで欲しいと怒ったものです。

 

今月7日のことですが、東京文化会館での「The MOST」というコンサートへ行きました。国内外で活躍している若手音楽家達で構成された室内オーケストラ、さまざまな活動の他、10代以下の次世代の音楽家の育成も目標としているそうです。

プログラムは、アイネクライネやバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲他、比較的なじみのある曲で、最後に弦楽セレナーデが演奏されました。

最初のアイネクライネの、まず一つ目の音から素晴らしい音色、響きで驚きました。

そしてどの曲も音の統一感、キレ、豊かな響き、少しの隙もない見事なハーモニー、

ホールも最高なこともあって、本当に感動のコンサートでした。

メンバーは20代の若手とはいえ、ソリストとして海外で活躍している方も多く、

現在のクラシック界の若手の実力たるや、素晴らしいものだと思いました。

 

そして楽しみにしていた弦楽セレナーデ、おそらく今までで聞いた生の演奏の中で最高に感動しました。

 

やっぱり生演奏はいいですね~。座席は一人おきに座るようになっていたし、終わってから演奏者がロビーへ出てきたり面会することはできませんでしたが、

久しぶりに良い音楽を聴いた満足感いっぱいで、ホールをあとにしました。

 

 

 

 

 

 

ロコのお兄ちゃん

オフの今日は天気も良く暖かく、朝からうち中の窓を全開して掃除、洗濯、布団干し。

すっきりしました~。

コロナだろうがなんだろうが行かなくてはいけないのはロコのトリミング。

午後からトリミングへ連れていきました。

トイプードルは、毛が全く抜けないのはいいのですが、どんどん伸びてくるので、

一か月もすると目にかかってくるし、シャンプーや爪切りもしないといけないので、

お金はかかるけどトリミングは必至。1か月から2か月に一回です。

 

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ところで先月、ロコにお兄ちゃんができました。

すごく大きくて最初ロコはびっくりしているようでしたが、お茶目で可愛いお兄ちゃんなんです。そして穏やかでとっても聞き分けが良くて仲良くできそうです。

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ロコ共々よろしくお願いします。

 

 

フリーバーズ

昨日10日は、同門の先輩デュオフリーバーズの結成35周年記念コンサートでした。

伊東さんと篠原さん、それぞれギタリストとして50年ほど活動を続けているお二人。

デュオとしての活動も始めて毎年リサイタルを行い、古今東西さまざまな二重奏のオリジナル曲から編曲もの、委嘱作品などを紹介し、トークも楽しいコンサートを展開、ギター界に多くの貢献と功績を残しています。

 

私は若い時から、お二人のコンサートやそれぞれのコンサートにデュオなどで誘っていただき、本当にたくさんのことを勉強させていただきました。

本番というか現場での演奏とはどういうものか、お客様に楽しんでいただけるコンサート作りへの努力とか、教えていただいたことは計り知れません。

 

35周年コンサートは、今まででお二人がやってきた集大成のような曲が並びました。

どんな曲でも、その曲の魅力を充分に出して聞かせるのがフリーバースの魅力。

今回もどの曲も、まさに生き生きと演奏されました。

 

昨日は、台風が一番東京に近づいた日、でも雨が強いぐらいで交通機関も乱れず、大勢のお客様がいらっしゃいました。

 

2時開演でしたが、私は夫とお昼ごろに待ち合わせてお昼を食べようと、事前に調べていた隣の朝日新聞社の中のレストランに行ったら土曜日でお休み。周りはビルばかりで一つもお店はなし。一番近いところが築地市場の商店街でしたので、雨の中5分ほど歩いて、築地と言えばお寿司屋さん、ということで行ったことのなかった寿司ざんまいへ。やはりまぐろは美味しかったです。

 

浜離宮朝日ホールは、都営大江戸線築地市場駅前なのですが、築地市場へ行く人のためではなくて、朝日新聞社へ行く人のためにできた駅って感じですね。

 

フリーバーズは40周年をめざしてこれからも活動を続けるそうです。このような先輩がいたら、私も頑張って行くしかないですね。

 

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中秋の名月

今日から早くも10月。コロナ騒ぎから半年以上が過ぎて、

今年のGWは?今年の夏は?などと淋しく日々を過ごしているうちに、2020年もあと3か月ですね。

今日は中秋の名月、朝から雨がしとしと降っていましたが、午後から日が照ってきて、

風もなく、穏やかな秋日和となりました。

夕方暗くなって来たころに外へ出ると、西の空にまだ低く赤みがかった美しい月が。

静かで平和で、コロナのことを忘れてしまうような時間でした。

 

世の中は、コロナとともに生活していく形態にも少しずつ慣れてきて、

文化芸術分野でも、感染に気をつけながら少しずつ活動が出来るようになりました。

 

教室の生徒さん達は皆さん変わりなくレッスンに来てくれていてありがたいことです。

生徒さんのためにも、発表会などは安心して参加できるように考えながら、機会を作っていきたいと思います。

音楽活動も、どんなふうにやればいいか、試行錯誤しながら活動は続けて行きたいと思っています。

日本人は本当に忍耐強いですよね。そして未知のことに対応していく知恵があるように感じます。

秋から冬へ、そして年末へ向けて知恵を使って引き続き頑張って行きたいものです。

 

 

コンサート無事終了

9月10日、いずみ野ケアプラザ主催の「石川洋子とアンサンブルメロディア」コンサート無事に終了しました。

午前10時開演のため9時過ぎに集合して、ホールで各曲の始めのところを弾きながら確認。

会場が9時に開くので、曲を全部練習することはできませんでしたが、けっこう弾きなれている曲が多いので、ばっちりの出来上がりでした。

普段なら30人から40人ぐらいのところ、コロナの影響で20人限定、すべて予約のお客様です。

全12曲は世界の名曲から。旅行などへ出かけられない代わりに、音楽で世界中を旅行していただこうという趣向です。

曲の説明などお話しながら、通しで一時間のコンサートでした。

お客様が帰る時、口々にすごく良かったわ~とか、やっぱり生の音楽はいいわね~とおっしゃってくださり、本当に良かったです。

 

ロディアのメンバーは良く息が合って、緊張することもなくのびのびと演奏できたと思います。

これからもメンバー一同、合奏を楽しみながらさらに上達を目指して行きたいと思います。

 

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「石川洋子とアンサンブルメロディア」コンサート

地元のいずみ野ケアプラザから依頼されている9月10日のコンサート、

石川洋子とアンサンブルメロディアで出演しますが、予定通り行われます。

 

昨日はコンサートまでの最後の練習でした。

12曲40分、メロディアのメンバーは、次から次へと弾いていくことにすごく慣れてきたな~という感じです。

8年前から定演を始めて以来、いろいろなところで演奏する機会も得て、やはりそういった積み重ねの結果が出ているなと感じました。

たいして注意することもなく、繰り返し本番のつもりで練習できました。

このケアプラザは、介護の必要な方の施設ではなくて、地域の人びとが元気に過ごせるようにさまざまなコンサートや料理教室、体操教室、赤ちゃんやお母さんのための教室など、たくさんの楽しいイベントを企画しています。

このようなケアプラザはめずらしいのではないかと思います。

練習会場は一時間程しか連続で使えなくて、その間他の部屋で練習しながら待つこと一時間。一時間の換気と消毒が必要ということですね。

施設の職員さん達も大変そうでしたが、それでもこのような企画をしてくださるのはありがたいことです。

 

本番は、とにかくお客様に喜んでいただけるように、メンバーが楽しく演奏できるように、頑張りたいと思います!