「エル トラゴン」のパエリャ

スペインの美味しいものと言えば、パエリャですよね。私、大好きです。

二週間前たつのに忘れられない味のパエリャ、虎ノ門にある「エル トラゴン」です。

渋谷の文化村ミュージアムへ行った日に、今はたびたびお登りできないからと、

以前TVで紹介されていて気になっていたこのお店へランチへ行きました。

 

今まで食べたパエリャは海老やムール貝などが賑やかに乗ったものでしたが、

このお店はバレンシア伝統のパエリャとかで、ものすごく濃厚な魚介の出汁がしっかりしみ込んだお米を味わうものでした。

そのお米の美味しさときたら、今までに食べたことな~いという深い味で、お米のアルデンテも良い加減。

そしてここの特徴は、炭火の窯でガンガン炊くこと。

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お店の人に聞いたら、出汁がしみ込むようにお米は炒めないとのこと。なるほど~。

今まで食べたパエリャとは全然違って、お米の歯ごたえはあるけど水分がたっぷりって感じです。魚介の具は入っていましたが、パエリャってお米の美味しさを味わうものなのですね~。

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ちなみに、乗ってる黒いものはドライパプリカで、香りづけに使っているそうで食べません。

 

これから、パリの雰囲気にひたる写真展を見に行こうという前になんなんですけど、

遠回りして行って良かったです!

 

 

 

 

スペイン語レッスン

ちょうど一年間お休みしていたスペイン語のレッスン、再開しました。

昨年4月に母が骨折して入院して一度お休みして、その後緊急事態宣言が出てそのままお休みさせていただき、7月頃再開しようと思った矢先に感染者が増加して断念、振り返れば一年間もろくに勉強せずでした。

今日は少しもどっておさらいをやっていただきました。

もしこうだったらこうなのに~といった仮定の表現のところが難しいです。

スペイン語の表現のニュアンスで日本語と違うところがあったり、それがけっこう面白いです。

久しぶりのレッスンはとても楽しかった。

また頑張りたいと思います!

 

 

写真家ドアノー

東急文化村ミュージアムで開催の「写真家ドアノー音楽パリ」、昨日見に行きました。

ロベール・ドアーノは、フランスの国民的写真家で、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズを始め、オペラ、ロック、ロマ音楽など様々なジャンルの演奏家や作曲家を、1930年代から90年代にかけてモノクロで撮影し続けました。

エディットピアフ、ジュリエットグレコ、モーリスシュヴァリエ、イヴモンタン、シルヴィバルタン、ミッシェルポルナレフ、シャルルアズナブール、マリアカラス、ローランプティ、ジャンゴラインハルト、挙げればきりがないほどの音楽家たちの、それもごくごく自然な表情や動きの一瞬をとらえた素晴らしい作品が200点ほど。

どの作品にも音楽が感じられ、そしてモデルの心や背景を探りたくなるような、そしてドアノーはきっと歌いながら撮影していたのではないかと思いました。

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ジュリエット・グレコ、デビューする前、偶然に撮ったそうです。

 

オペラ座の前の階段でキスをしている男女の作品、夜のパリの街角でダンスをする若いカップルの作品、素敵な写真でした。

 

 

 

濱田滋郎先生

音楽評論家の濱田滋郎先生が本日ご逝去されました。享年86歳。

濱田先生は、特にスペイン音楽に精通され、日本フラメンコ協会会長やスペイン音楽祭を主宰ほか、スペインに関するお仕事に長年携わり、ギター界やスペイン音楽界を牽引なさってきました。

その功績は計り知れません。スペインに関する多くの書籍を出されて、スペイン音楽を勉強する人達の導となり、多くのギタリストのCDのライナーノートに先生の解説が載っています。

演奏家への評論は、常に愛情のある美しい言葉で表現され、その演奏家の演奏が聞きたくなるようなものでした。

先生のお父様は、「泣いた赤鬼」などで有名な童話作家の濱田広介さんです。

滋郎先生も素晴らしい文才がおありでした。

 

私は若い時からコンサートや講習会、コンクールの審査などでご一緒させていただく機会がたくさんありましたが、親しくお話するには恐れ多くて、いつもご挨拶するぐらいで遠慮していました。

先生は、本当に足しげくコンサートを聞きにいらしていて、最近までお元気な様子をコンサートでお見かけしていましたので、まさかという気持ちで本当に残念です。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

10年

今日はオフでした。午後2時46分、テレビを見ながら黙祷しました。

 

10年経っても、大きな悲しみは癒されることはありませんね。

 

久しぶりに、たぶんその時以来かもしれませんが、当時のブログを見返してみました。

その日は、新しいウクレレを買いたい生徒さんと楽器やさんへ行く約束があり、あと5分で家を出るところでした。生徒さんと連絡が取れて、もちろん取りやめにしました。

 

関内では停電が起きている連絡があり、また電車は計画停電の影響なのか運行が不安定、関内スタジオへ行けたのは16日になってからでした。

当時はいずみ野でもレッスンをやっていたのですが、計画停電は一回3時間で日に2回ある日もあったため、レッスン日の調整、また車で来ている人も2、3日は渋滞がひどくてたどり着けなかったり、ガソリンが買えなかったり、しばらくは大変な日が続いていたようです。

あちこちから来ている生徒さんが多いグループレッスンはお休みにしていました。生徒さんとの連絡で、皆さん無事でいたことが分かって安心したこと、レッスンに来られた生徒さんとは顔を見てお互いホッとしたことなどが思い出されます。

 

原子力発電所の建屋の爆発を見たときは、もう終わりだ~と思いました。

電力の節約ということで、横浜の駅構内や駅ビルが暗かったことも思い出しました。

 

2013年から始めた「石川洋子とアンサンブルメロディア」の定演は、東日本大震災復興支援のチャリティコンサートとして開催し、2014、2015と微力ですが義援金を寄付させていただきました。

2016年からは、熊本地震復興支援のチャリティコンサートとしましたが、昨年に熊本県の方でチャリティ受付は終わったようです。

今日テレビを見ていると、まだ仮設住宅に住んでいる人もいるし、除染が終わっていない地域も残されていたり、10年経っても復興途中のところがあるのですね。

 

ロディアの練習はコロナのせいで中断していますが、会場などを調整して近いうちに練習を再開して、また東日本大震災復興のチャリティコンサートを開催できるように頑張りたいと思います。

 

 

ミズタマリ

神奈川のコロナ感染者、ようやく2桁になったかと思いきや、また130人とか、昨日の土曜日も横浜は人出が多かったし、最近はすいていた京浜東北線の横浜と関内間の電車もすごく混んでいました。若い人が多かったですが、出かけたいですよね。年配者はやはり怖くて遊びに出かけられませんが。

 

遠くに住んでいるのでオンラインレッスンをしているMさん、忙しくていつもの夕方の時間が合わずに、昨日の午前9時過ぎからでした。私は関内でのレッスンがあり10時には出かけないと行けなかったのですが、彼女はフラの教室のグループに頼まれてウクレレを教えていて、来週リクエストをもらった曲を教えるのでレッスンしてくださいとのことで、45分ぐらいしか取れない中でもやって良かったです。

リクエストがあった曲は、キヨシ小林さんの「ミズタマリ」。タブ譜は4弦を弾かなくていいようにやさしくアレンジされていて、ゆっくりとしたきれいな曲です。

最近めっきり上達して来たMさんは、自力でよく弾いていましたが、滑らかに弾くために気をつけることなどをアドバイス

Ytube動画には、コードをほとんどストロークで軽快に速く弾いているバージョンもあったので、その場合のコードの取り方やコードのしくみなどをレッスン、彼女が教える時に、生徒さんに聞かれても先生は何でも知ってるよーと大丈夫なように~。

 

朝のレッスン、やってみるとお互い一番元気な時間だし、さわやかな気分だし、なかなかいいものでした。練習するのも、午前中が一番集中できると感じていましたが、まさに早起きは3文の得ですね!

 

 

Eight days a week

今月からレッスンを始めたアコギの生徒さん、コードをけっこう弾けるので、やってみたい曲もやりましょうと言ったら、好きなビートルズの曲集を買ってきました。

やさしそうな曲からやりたいということで、今日は「Eight days a week」を選んできました。

ビートルズの曲はどの曲も面白いですね。コード、歌詞、考えてるな~と思うことが多々あります。

そういえば昔、かなり子供の頃に「一週間に十日来い」という歌がはやっていましたね。関係ないですけど・・、昔はテレビや文化は大人向けのものが多かったので、歌謡曲も子供たちが覚えて歌っていましたよね~と遠い昔を思い出します。

ま、どちらの曲も気持ちは同じですね。一週間に8日君を思っているという歌詞なので、日本のよりちょっと負けてますけどね。

 

やりたい曲をやる前の時間は、ストローク練習や、コード進行の説明をしながらキーごとに簡単な曲を弾きます。理論的な説明はなるべくやさしくわかりやすくやります。ただ、コードだけは覚えているけど意味は全然分からない、なんの音を弾いているか分からない、ということにならないように音楽的なことを少しずつ説明しています。

最終的には、楽しく歌いながら演奏できればいいのです。

 

ビートルズは私も好きな曲が多いので、これから楽しみにしています。