東急文化村ミュージアムで開催の「写真家ドアノー音楽パリ」、昨日見に行きました。
ロベール・ドアーノは、フランスの国民的写真家で、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズを始め、オペラ、ロック、ロマ音楽など様々なジャンルの演奏家や作曲家を、1930年代から90年代にかけてモノクロで撮影し続けました。
エディットピアフ、ジュリエットグレコ、モーリスシュヴァリエ、イヴモンタン、シルヴィバルタン、ミッシェルポルナレフ、シャルルアズナブール、マリアカラス、ローランプティ、ジャンゴラインハルト、挙げればきりがないほどの音楽家たちの、それもごくごく自然な表情や動きの一瞬をとらえた素晴らしい作品が200点ほど。
どの作品にも音楽が感じられ、そしてモデルの心や背景を探りたくなるような、そしてドアノーはきっと歌いながら撮影していたのではないかと思いました。
ジュリエット・グレコ、デビューする前、偶然に撮ったそうです。
オペラ座の前の階段でキスをしている男女の作品、夜のパリの街角でダンスをする若いカップルの作品、素敵な写真でした。