ヌード展

一昨日の午後、時間ができたので横浜美術館へ行きました。

昼間は暑いけれど心地よさの方が勝るようなお天気。
美術館の前の噴水のある広場では、小さな子供たちが、時間差で噴き出す噴水を浴びながら
歓声を上げていました。


「ヌード展(英国テートコレクションより)」開催中。

なにしろ134点もの絵画や彫刻すべてヌードにまつわるもの、
すなわちほとんどの作品の人物が衣服を着けていません。
中には解読不能な現代絵画などもありました。

まだかな?と思ったその頃、次の部屋に今回の目玉のロダンの「接吻」がありました。

なんという迫力、実際の人間よりかなり大きいサイズ、
真っ白の大理石がなめらかで美しい。

この作品のみ撮影可能でしたので、四方から撮りました。

モデルは、ダンテの神曲に出てくる悲恋の男女だそうです。
女性と、女性の主人の弟との許されざる恋ゆえの熱い情熱、
そしてお互いを優しく包み込むような愛。

男性の均整の取れた美しい筋肉も素晴らしい。

圧倒されました。見られて良かったです。
マチスルノワールなどの素敵な絵画も見られました。


最近は発表会を控えていることもあり忙しく、
風邪が治らなかったり胃の痛みも続いていたのですが、
癒しと、活力をもらい、ひととき日常を忘れ、元気になってきました。