ポイントワン、「寿」ライブ

12月は、各曜日第3週目までにレッスンを終えるので忙しい毎日が続きます。
さらに奏き納め会に向けてのレッスンは、日数が限られた中での仕上げということで、生徒さんも真剣でレッスンに熱がはいります。

そんな中、「師走というだけあって師は忙しいですよね〜」とうれしそうに毎年必ず同じギャグ(これはギャグといえるのか?)を飛ばす生徒さんがいます。
今年はさらに追加バージョン「生徒は秋が忙しい。運動会で走ります。その名も徒競走〜なあんちゃって」と、急ぎの用事で送ったメールの返信でギャグる。
電車の中で返信を見ながら「くだらな〜い!」とつぶやいて小さく笑ってしまう。そして最近ぱっつんパッツンで日々を送っていた私の心は、その瞬間ホッと緩むのだ。彼は常日頃から他人が大変な時にさりげなく雰囲気をなごませてくれるが、私にはとてもまねできないと思う。ありがと!


10日(土)はレッスンが終わってから生徒のWさんのお店ポイントワンへ。
8時から沖縄の音楽のライブがありました。
「寿[KOTOBUKI]」という男女2人のデュオグループ。
女性のナビィさんがボーカル、男性のナーグシクヨシミツさんは三線とギター。
石垣島西表島竹富島などに古くから伝わる民謡をたくさん聞かせてくれました。
まるで沖縄で現地の方が歌うような心からにじみ湧き出る歌、テレビなどで今まで見たショーアップされたものとは一味違う素晴らしいライブでした。
ナビィさんはとても陽気でおしゃべりも軽快、お客さんも手拍子や合いの手を入れてのりのりでした。

武田真治に似たヨシミツくんはギターに持ち替え、彼のオリジナル曲を3曲ナビィさんが歌いました。愛や絆がテーマで思わず涙腺が刺激される歌でした。

最後にナビィさんが作った「上を向いて歩こう」の替え歌「前を向いて歩こう」、作詞の永六輔さんにことわっていろいろなライブで歌っているそうです。

「前を向いて歩こう、涙がこぼれたっていいじゃないか、
泣きながら歩く、一人ぼっちじゃなかった夜。
幸せは空の上になんかない、幸せは心の中に、奥に。
前を向いて歩こう、涙がこぼれたっていいじゃないか、
泣きながら歩く、一人ぼっちじゃなかった夜。」