ギターの曲

ギターの生徒さんは、6月の発表会の後から奏き納め会を意識しながら曲を決め練習していると思います。

奏き納会は、12月17日(日)に先日決まりました。いつもの二俣川ライフコミュニティサロンです。
生徒の皆さん、予定を開けておいてくださいね。


ロディアのメンバーは、その前にチャリティーコンサート。11月23日です。

ソロを弾く予定のIさんは「カバティーナ」、この曲弾きたいと思う方が多いですが、なかなか難しいのです。
映画では、ジョン ウイリアムスが一人で二重奏で録音しています。
これを一人で弾くのでけっこう大変ですが、苦労をしても弾きたい良い曲ですね。

もう一人ソロを弾くSさんは「埴生の宿による変奏曲」、各変奏の特徴を鮮やかに出せるといいですね。

トリオは、メンバーのHさんSさん、それに私、「渚のアデリータ」「星に願いを」、すでに合わせは始まっていますが、これから3人の息を合わせていけるように頑張りましょう。

そして今年は友情出演で、デュオアルボラーダの二人、カルリの「序奏とロンド」、長くて音がたくさんで速いと3拍子そろってます。集中力がいりますね。二人の音楽の相性はとてもいいので楽しみです。


他の生徒さんは、教則本を中心にやっている方、終わってから自分のやりたい曲と自分に合ったエテュードを練習している方。


バリオスの「森に夢見る」、Mさんが一か月足らずで覚えてきましたが、だいたいこの曲は私は左手の押さえが届かないところがあるし、トレモロが多いし、曲想はたびたび変化するしでとてもエネルギーがいります。
難局に挑戦してコツコツと練習を続けて、ものにしていくのは本当に素晴らしい。

同じバリオスで、女性のMさんは「フリアフロリダ」、人気の曲ですね。女性が弾くと特に美しい感じがします(男女の偏見はありません。男性が弾いても素敵ですが)。


生徒さんの誰かが必ず練習しているヴィラロボス、S君が「プレリュード5番」、前回はヴィラロボスの「ショーロ1番」をやりましたが、これでずいぶんうまくなったと思います。ヴィラロボス、恐るべし。


ラテンではめずらしいベネズエラの作曲家、でもラウロのワルツ集はとても有名です。Kさんがやりたいと練習しています。なんといってもリズムが楽しく、ラテンらしい情緒的なメロディーも素敵です。


ほとんどの人がたびたびやるのはもちろんソルですね。エテュードの中のある曲が若い時から好きだったKさん、奏き納会で弾くぞと、楽譜をきちんとみなおして練習しています。エテュードといっても、プロもコンサートで弾く名曲です。


クラシックの楽器は、古楽器以外はふつうバッハ以降の音楽になりますが、ギターはルネッサンスや中世以前までさかのぼる音楽、民族音楽、現代音楽、はたまたポピュラー音楽など、さまざまな曲を演奏することができます。
古代に思いを馳せることもあれば、いろいろな国に旅をした気持ちにもなり、時には超刺激的な音楽にどんな音を出そうかと気持ちを躍らせ、こんな楽しいことはありません。
そして演奏するために、自然にたくさんのことを学びます。
それがまた喜びにつながります。


生徒さんの練習曲、まだまだいろいろありますので、時々記事にしますね。