追悼演奏会

昨日、今日とハードな二日間が無事に終わりました。
この二日間は本当にハッピーでした。感動と喜びそして思いがけないサプライズに驚かされたり。かかわった人々の暖かい愛をひしひしと感じたのでした。


昨日は諫早先輩の追悼演奏会。

5月の告別式の帰りに仲間が集まり献杯の席でコンサートの日時まで決まりました。
めぼしいホールが全部空いていなくて、狭いけれど諫早さんがいつも使っていた原宿のコアスタジオがちょうど空いていて、ここに決まりました。

早くにチケットが売れてしまい、私の生徒さんを誘うこともできませんでした。
でも昨日はなんとか入れるのでは?と思った方たちがたくさんいらして、
ステージの横にも席を作ったりしましたが、後ろにも立ち見の方が大勢でした。


仲間のみんなはとても素晴らしい演奏、諫早さんの作品はどれもすごくいい曲で感動しました。
私も彼の作品の「ノスタルジア」2曲を演奏しましたが、お客様の暖かい雰囲気に後押しされて、
演奏に集中できて心をこめて演奏ができたように思います。

最後の諫早作品の「惜別」、そして諫早さんが大好きだった「威風堂々」、この2曲の合奏も、皆の心が一つになり、ギタリストとして40年来のつき合いだからこそできた演奏ではないかと思いました。


私は練習していた6か月あまり、諫早さんが何に対して、どんな風景に、またはどんな時代にどのようにノスタルジーを感じたのか、
ご本人に聞くことはできないので、楽譜から、音からそして自分が知っている諫早さんという人間から、ひたすら彼の気持ちによりそうような毎日でした。

きっと諫早さんも天国でゆっくりする暇もなく、今回の演奏者の所を毎日まわりながら、「そこはこんな感じで〜」とアドバイスを与えてくださっていたことと思います。

きっとそうだたんだな、と確信するような、本当に良いコンサートでした。


本番前は合奏の最終合わせ、ソロやデュオのリハであわただしくて、
まったく写真を撮る暇がありませんでした。
カメラマンさんが撮っていましたので、いただけたらアップします。
これはプログラムの表紙。


今日の感動の一日は明日にでもアップしますね。
今日はあるイベントでウクレレを弾きました、とだけご報告。