仙台のKちゃん

ウクレレの生徒さんは知っている方が多いと思いますが、フラのK.Makakiloさん、イベントで何度かゲストで出演してくださり、私のウクレレやスラッキーの演奏でフラを披露してくれました。内面的な心を表現できる素晴らしいフラダンサーです。
実は彼女は仙台でフラを教える仕事の依頼があり、親御さんが福島にお住まいで近くなるということもあり、昨年の10月から仙台に住んでいます。

大震災の翌日、メールが通じ「なんとか元気です」という返事をもらって一安心。その後返信がありませんでしたが、こちらからの連絡は控えていました。
おとといメールをしたら、来月のスタジオ再開をめざして頑張っているとのこと。
メールの最後に書かれた「負けません!が、たまにおれそうになります」の言葉を見て、泣きそうになりました。頑張ってというまでもなく、被災地の方は力を振り絞って頑張っていて、これからも、いったいいつまでなのかも想像がつかない中ずっと、頑張り続けなくてはいけないのですね。

これは一昨年の11月、にぎわい座でのイベントのとき。Kちゃんはハワイへ留学中に、神殿があったところでテント生活をしながら古典フラの修行をしました。
Kちゃんに最初に会ったとき、チャントにあわせてきりっとした表情で踊る姿には圧倒され、次に現代フラはうって変わってにこやかで色っぽく、見る人は大喝采でした。その時一緒にやってもらいたいフラは絶対この人と決めた私、その後夢がかないましたが、またいつかなるべく近いうちに私の演奏で踊ってほしい。

今日、近くに住む兄からなぜか日本酒の一升瓶が宅急便で届いた。
日本酒はあまり飲まないし、「なんで?」と電話すると、兄の知り合いが「被災地のお酒を買おう!」という活動をしているので、何本か購入して私にも送ってくれたとのこと。
届いたのは宮城県の「一の蔵」、他にも多くの酒造会社が被災したそうです。生徒さんがたくさん集まるときにでも開けましょう。