教わったこと

2月22日は、私のウクレレの恩師である荒川先生の一周忌でした。

レッスン、ライブでのウクレレの音や歌声、ハワイツアー、飲み会など、思い出がありすぎて現実とは思えず、今でも、横浜駅構内を歩いていると、ばったりお会いするのではないかなんて思ってしまいます。

先生には、ウクレレの音とは、ハワイアンミュージックとはを、先生の演奏をもって教えていただいたと思います。

ここ最近のフラやウクレレブームで人気のハワイアンは、コンテンポラリーハワイアンと言われていますが、先生は現代のハワイアンだけでなく、古典のフラソングから、1920年代ぐらいからのモダンハワイアン、さまざまな時代のハワイアンを教えてくださいました。

ハワイアンは民族音楽ウクレレは民族楽器ですね。

私はギターでもいろいろな民族音楽をやりますが、民族音楽を知るために必要な事、それは古い時代からの歴史を追ってその音楽を知ることです。

なぜなら民族音楽には、楽譜には表すことができない微妙な音やリズム、ノリがあるからです。今の時代の音を聞いているだけではわかりません。

古典のフラソングを聞き、外国の音楽の影響を受けた曲や、現代のリズムや音で作られた曲を聞いたり弾いたりして、身体で感じるしかありません。

民族音楽を知るためには、こういうことが必要であると、つくづく思います。

荒川先生は、言葉では仰っしゃらなかったですが、まさにハワイアンのあらゆる時代の音楽を教えてくださいました。

 

私ができることは、学んだいろいろなハワイアンの魅力、ウクレレの魅力や演奏する楽しさを、生徒さんに伝えて行くことだと思っています。

 

つい、言ってしまいますが、あ〜お会いしたいな〜。まだ聞きたいことが、たくさんあるのです。

回復したらまたレッスンしてくださるという約束でした。