スペインの音

今日は良い天気でオフ、とくればまた海かとお思いでしょうが、
本番がある時は練習優先なんです〜。(^_^;)
関内へギター抱えて行き、エリスマン邸でのプログラムを練習。

というのも昨日素晴らしい演奏を聴いて、音やタッチで試したいことなどもあったのです。

私を駆り立てたのは北林隆さんのコンサート。

私より5歳ぐらい年上ですが私が20代の頃、すごいと評判だった方です。
小原安正先生のお弟子さんでしたので、リサイタルにも行った記憶があります。

夕べはファリャの「三角帽子」ソロ楽譜出版記念コンサートで、
三角帽子から「粉屋の踊り」他4曲演奏しました。
その他にもすべて本人のアレンジでタンゴやロルカのスペイン民謡、
アルベニスなど盛りだくさんのプルグラムでした。

彼の音はまさにスペインの音、そして豊かな表現力、
ギターの魅力が十二分に発揮された演奏でした。

指の故障で、14年間演奏活動を一時停止していた時期もあったそうですが、
ふたたび復活して、各地でさまざまなプログラムでコンサートを続けているそうです。現在は全く指に問題ないどころか、すごいテクニックでした。
打ち上げでそんなお話も聞きたかったのですが、
会場は池袋の一つ先の要町、現代ギター社のサロン。時刻は夜9時。

後ろ髪を引かれながら帰途につきました。

次回は生徒さん達にもぜひ聞いてもらいたいです。
土日の昼間に開催してくだされば、ありがたいですけどね〜。