小川さんのリサイタル

新宿は初台のオペラシティ、11月29日、あの大きなツリーは12月になってからかな~と思いながら階段を上がるとありました!。

今年は白っぽいイルミネーションでした。

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毎年この時期の、先輩の小川和隆さんのリサイタルでした。

ギターに最適のホールの近江楽堂、開演前にほぼ満席になりました。

毎年テーマを決めてそれに沿ったプログラムで楽しませてくださるのですが、

今年は「グラナダ~スペインへの憧れ」でした。

第一部は、人気のスペインのギター曲、アルベニス、トゥリーナ、タレガの名曲がずらり。第二部はゲストのハーモニカの崎元譲さんとのデュオで、スペインを題材にした曲でまさにスペインを満喫。最後に小川さんのソロで、ドビュッシー讃歌とアルハンブラ

小川さんの演奏は、よくあるような自分を目立たせようとするような演奏では決してなく、曲そのものが主張してくる演奏が以前からとても好きです。曲の解釈や表現が深く、とても勉強にもなります。

ときどきデュオをやらせていただいていますが、良い演奏にするためには一緒に曲を作っていこう、そのためにはいくらでも合わせようという気持ちで取り組んでくださることも、とても尊敬できます。

 

聖子先生や、知り合いのギタリストや同門の仲間たちにも会えて楽しかったです。

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真ん中が小川さんで右が崎元さん。

崎元さんは若いころに多くの賞を受賞され、コンチェルトや現代曲から様々なジャンルの曲を演奏されてきたハーモニカ界の第一人者です。

何度か演奏を聞かせていただきましたが、日本の曲でもピアソラでも、素晴らしい表現者であることに感嘆します。

今回も、素晴らしい演奏でした。

 

打ち上げは・・・後ろ髪を引かれながら失礼しました。夜の新宿は遠いです(涙)。

相鉄線がこの翌日から、横浜経由しないで直通で新宿へ行けるようになりました。

これからは打ち上げにも出られるかな~。