スペイン近代の作曲家、ピアニストであるファリャの作品は、スペインの香り高くとても魅力的です。
沢山の作品を残していますが、ギターのために書かれたのは、ドビュッシー讃歌のみ。当時は音の大きいピアノやオーケストラの曲が人気だったのです。
しかし、この曲はスペインとギターの魅力が満載の素晴らしい曲、といってもドビュッシーの死を悼んで作られた曲ですので、悲しい思いに溢れています。
この曲は、小原聖子先生のレパートリーですが、20日の先生の公開レッスンでこの曲の受講者がいました。
20日は、先生のワークショップの3回目でした。公開レッスンでしたが、他の曲目はバッハ〜グノー作曲タレガ編曲のアベマリア、カタロニア民謡のアメリアの遺言と盗賊の歌、アルハンブラの想い出の5曲。
聴講者10数名を前にして、皆さんとても良い演奏でした。
先生は、テクニックのことや表現方法などそれぞれに適確なアドバイスをなさり、みるみる演奏が変わっていきました。
ドビュッシー讃歌は深い様々な表現が必要ですが、先生はマエストロイエペス直伝の奏法を弾いてくださり、私もとても勉強になりました。
やっぱり先生の音はすごいですね〜。
感動しながら公開レッスンは3時間以上続き、先生は本当にタフだなぁなんて感心していたら私に異変が!前回のブログに続きます笑。