盲導犬イッシュ

一昨年の10月、盲導犬普及のためのチャリティーコンサートを開催したことは、このブログでも紹介しました。
私が盲導犬普及に関心を持ったきっかけを作ってくれたのは、
盲導犬イッシュ、大学時代からの親友の息子さん顕一くんのパートナーとして活動するイッシュの姿に感動したからでした。
コンサート当日は、休憩時間にハーネスをはずしてもらうと普通のワンちゃんになり、たくさんのお客さんになでられてとても嬉しそうでした。

そのイッシュですが、昨年の暮れに脊髄に血腫がみつかり緊急手術をしました。
突然のことで、顕一くんやご家族の心配は計り知れないものだったと思います。
今は富士市にある訓練センターで療養していますが、まだ足に麻痺があり今後リハビリしますが、盲導犬の仕事はとてもハードなので、盲導犬として復帰するのは残念ながら無理のようです。

イッシュは民間企業に初めて受け入れられたこともあり、さまざまな企業に紹介されて、土日も顕一くんと一緒にたくさんの広報活動をしていました。
きっと回復して富士ハーネスで、また新たな活動をしていけると思います。

顕一くんは新しい盲導犬との訓練が始まったそうです。
千葉から品川までの通勤は盲導犬がいないととても危険で行けないそうです。
また安心して通勤ができ、一日も早くお仕事に復帰できることを願います。


チャリティーコンサートが終わったあとのイッシュ(右です、なかなかカメラの方を向いてくれません)


昨年のウクレレライブにも来てくれました。

チャリティーコンサートは続けて行こうと思っていました。
前回はおかげ様でコンサートの収益金全部と私個人からと、微力ですが、日本盲導犬協会へ寄付することができました。
昨年は大震災があり大きなコンサートをやるのはためらわれたのですが、
今年は環境が整えばまたやりたいと思います。
その時はまたどうぞ暖かい応援をよろしくお願いします。