反戦歌

思いもよらず命を亡くしてしまうことがあります。さまざまな災害で、突然の病気で、不慮の事故などで。そのような現実を目にすると、今元気でそこそこ幸せに暮らしていることは、本当に幸運なことだと思います。幸運にも、命を続けられていると思います。
なのになぜ、最初から命を亡くす人がいると分かっている戦争を起こすのでしょう。

まさか、また反戦歌が注目される時が来るとは思いませんでした。
小中学生の頃、アメリカの反戦歌が日本でもはやり、花はどこへ行ったとか、勝利は我らにとか、今でもそらで歌えます。
当時の私は、世の中のことを考えるにはあまりにも幼く、反戦歌というこだわりもないというか、単に楽曲がすごく良かったのです。
日本でも反戦歌からフォークソングがブームになりました。
ギターを弾きながら、これら内外の曲をよく歌っていました。

童謡の、里の秋、これは戦争に行った父親を、母とともに静かに待つという歌詞で、子どもの頃は誰でも知っている曲でした。

反戦歌を聞かなくなってずいぶん長いです。それだけ平和だったということでしょうか。

世の中で、反戦の意味でこれらの曲が演奏され始めていますが、早くこんなことが必要なくなるようにと心から願います。