La Mer(ラ メール)

ウクレレ個人レッスンのKさん、発表会の曲はちょっと余裕があって他に練習している曲。フレンチポップスの「La Mer」

ソロ弾きだけやっていましたが、きっと歌もいいよねという話をしたら、自分で歌をいろいろ聞いてきて、フランス語はちょっとあれだけど英語の歌詞もありました、ということで英語の歌詞をプリントアウトして持ってきたので、歌もいれることにしました。

この曲はワンコーラスは短めなのですが、転調を繰り返してムードが変わっていきます。

転調して歌うにはキーが高くなるところはソロにして、などと曲想がふくらんできます。

歌詞の入れ方が難しいので、拍子を取りながら、拍子の表拍のところの単語に印をつけるようにアドバイスしました。

ソロでも歌でも、拍子を把握して拍感を感じることはとても大切です。

たとえば4拍子の1拍目と2拍目、各拍は重さや長さは違います。どんな拍子でも、メトロノーム通りではないのです。

ですので、歌もまず強い拍に来ている単語を把握します。そうするとウクレレを弾きながらでもリズムに乗って歌いやすいです。

 

この生徒さんのように、自分でやりたいことを少しでも自分の手をかけて、たとえばいくつかの演奏を聞いてみるとか、楽譜を書いてみるとか、ということはとても上達につながります。自分で何かやってみると、なにかしら発見があるのですよね。

La Merは、なかなかお洒落な雰囲気がある曲で、やはり海関係の曲はウクレレに合います。

ソロと歌を入れて、素敵に仕上がるのが楽しみです。