「走ることについて語るときに僕の語ること」

久しぶりに「読書」のカテゴリーです。

私が一番たくさんというかほとんどの作品を読んでいる村上春樹の著書です。

最初に読んだのはずいぶん前なのですが、最近読みなおして、3度目ぐらいですか、

同じ本を何度も読むのは子どもの頃からの読書癖なのです。

内容は走ることについての話だけでなく、走ることが小説を書くことにどのように影響しているか、そのあたりの話が面白いです。

 

読むたびに思うのは、このタイトルの「走ること」を「ギターを弾くこと」に置き換えても、全くおかしくないのではないかと思われることが書かれていること。

彼の小説のファンである者として、なんだか嬉しいです。

 

毎晩寝る前に30分ぐらい本を読むのですが、たまに無性に村上春樹の文章に触れたいと思うことがあります。エッセイ集は数えきれないぐらい読み返していて筋を覚えてしまっていてつまらない、そんな時はこの本を読み返します。

 

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