古楽器の魅力

チェンバロや古典舞踏、ピアノで精力的に活動の村井頌子さん企画出演の室内楽シリーズ。
昨夜のコンサートは古楽で活躍中のヴァイオリンの桐山建志さんがゲスト。

村井さんは今回フォルテピアノを演奏。チェンバロの後に作られ現在のピアノの前身の楽器。
とてもやさしく柔らかい音色です。
低音はチェンバロの響きも感じさせ、清らかな心地よい音を奏でます。

モーツアルト3曲他、クレメンティベートーヴェン、クーラウをピアノソロとデュオで。
バロックヴァイオリンはモダンヴァイオリンより音の伸びが良く、
透明感があって本当に美しい音でした。

特にモーツアルトのヴァイオリンソナタは素晴らしく、
軽やかさとしっとり感と華やかさ、聞いていて細胞の一つ一つが生き返るようでした。

村井さんとは以前チェンバロでヴィヴァルディのギターコンチェルトを、一緒にやっていただいたことがあり、また古楽の世界に行きたくなりました。


鶴見のサルビアホールの音楽ホール。音も雰囲気も古楽室内楽にぴったり。
もちろんギターにも。
とても贅沢な一夜をすごしました。