日本人的なごみ

子どもの頃から日本の文化芸術が好きでした。
小学校高学年の時になりたかったのは、友禅の絵描き師か漆器の蒔絵師でした。

でも当時そんな夢を実現するすべも知らず・・・。
おそらくそれ以上に音楽が好きだったのか、音楽と共に日常をすごしていたので、
そのまま現在に至ったのか。

日本の文化芸術は、すーっと自分の中に入ってきますが、
外国のものは自分にない憧れとして、だからこそ追及してきたのでしょう。

あらゆる国の音楽や芸術は大好きで、それに触れることは大きな楽しみで刺激的です。
それに比べ日本の、特に書や焼き物や織物などに接すると心のなごみを感じます。

一時期、自分が求め身につけたい音楽と正反対の、内にこめた控えめで感情を抑えた、無駄なものをはぶき洗練された、比較的小さな空間での日本的な表現を、
良くない影響があるかもと避けていた時期もありましたが、
今は、お互い相乗効果もあっていいんじゃない?と思えるようになりました。

やっぱり日本人ですからね、誇りをもって大切にしたいものです。

それで、日本的なごみをちょっと。

京都に出張した生徒さんからのお土産。

生八つ橋の冬バージョンって知ってました?
目先が変わって、おもわず買ってしまいますね。
やっぱり美味しくて、一緒にいただいた生徒さん達にも好評でした。

I坂さん、ありがとうございました。またよろしくね(なんて厚かましいですが・)