練習の鬼!になれたらな〜。

以前ブログで紹介した「小原安正20thメモリアルコンサート」は12月11日、師匠の小原聖子先生の地元に近い狛江(小田急線)の「エプタザール」ホールで開催されます。
ここは木のホールで雰囲気がとても素敵で響きも良く、ギターを楽しむには最適のホールです。150席とあまり大きくないので今回は招待制になっていますが、少し席を増やすことが出来たそうなので行きたい方は連絡ください。


オフの今日はコンサートの練習をしていました。

時間があるときは演奏する曲だけでなく、指の鍛錬のために練習曲などをその時にいいものを選んで練習します(練習の鬼みたいですが、実は練習なんかしないで遊びた〜い!)。
30年以上前から使っている曲集もあり、その当時の書き込みを見るとレッスンに通っていた若き日の熱い自分の姿や、きびしくてこわ〜い先生(レッスン以外ではとても優しく楽しい先生ですが)のお顔や言葉を思い出します。



先日生徒さんが、私が30年以上いつも弾いている曲をやっていて「この練習曲はなかなか仕上がらなくて・・」と言っていましたが、「今はこれでOKということがあっても、曲の完成というのはないのですよ」と言いました。ずっと弾き続けていく練習曲というのがあって、テクニックを保つためには必要ですし、以前やった曲で自分が好きなものなどをまた弾いてみると、その時とはまた違った演奏ができます。
人はやはり年月と共に感性などが変化しているので、演奏も自然と変わってくるのですね。こんな所も音楽をする魅力ですね。