練習

本番があれば何をさておき練習するのみ。
ステージの怖さを幾度となく経験して脅迫観念のようになっていますが、音楽家として仕事をしている皆さんはそうだと思います。練習していないと不安で、遊んでなんかいられません。
ホントに因果な商売だとつくづく思います。
でも練習していると、未だに新しい発見があります。技術的にも音楽的にも。

今年のチャリティコンサートで弾く曲には、今までステージで弾いたことがない曲がありますが、
すぐに結果が出なくてもコツコツ練習をしていると、やはり思ってもみなかったように弾けてきたりして、
練習のモチベーションが上がったりします。
こういう経験を長年に渡りしてきたので、必ず良い結果が出ることを信じて練習できるようになりました。

でも元来怠け者なので、毎日ゴロゴロしていた〜いと思うのは常ですが(笑)。


チャリコンでは、今年も兄と歌とギターのデュオをやることにしました。
ギターのアレンジとかハモリはどうするかとか、私の負担が大きくてけっこう大変なのですが、
続けていればもっと良いものになっていくかな〜と思っています。

先日2回目の合わせに実家に行くと、その日急に決まったことでしたが、玄関にお花が活けてありました。母が元気な証拠でホッとします。5日前に行った時とは違う花でした。

寒くなると庭の花も少なくなり、茶花がほとんどなので地味ですが、
花器も花に合わせて選ばれているのはいつものこと、自分の母ながら感心します。
こういう遺伝子は、私に全く引き継がれていません(悲しいかな、、、)

90歳を半年すぎてあまり長く歩くこともできませんが、心はいつも新鮮。
私たちの合わせも聞いていて、あれこれ言います(これがけっこう鋭いとこつきます)。
そもそも最初は兄弟デュオを喜んでくれるかと思って始めましたが、「心配で聞いてられない」と言われガックリ・・・。

最近兄はテノールのボイトレ個人レッスンを始めて、声が変わってきました。
神奈フィルの合唱団にも入って、神奈フィルのコンサートにたびたび出るようになりました。

今年も良いコンサートになることを願って、本番まで練習続けます!